明王とは

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明王

明王とは

明王とは迷い苦しんでいる人と一緒に奮闘しながら悪いものも寄せ付けないようにしてくれる如来や菩薩の化身をいいます。

同じ目線に立って優しく諭してくれる母親のような存在が菩薩だとしたらきつく叱ってでも悪事を正してくれる父親のような存在が明王だとお坊さんから説明されることが多いです。

悟りの境地に達する道のりを山登りに例えるなら、丁寧なガイドマップを作って送ってきてくれるのが如来、横に並んで一緒に登ってくれるのが菩薩、おんぶしてでも連れていってくれるのが明王といったところでしょうか。

明王の語源

明王の語源は古代インドで使われていたサンスクリット語の「ヴィドヤーラージャ」です。

「ヴィドヤー」は日本に伝来する過程で「明」と訳されます。

そして「ラージャ」は「王」と訳されます。

「明」とは仏教用語で智慧のことを意味しますので「明王」を直訳すると「智慧の王様」という意味になります。

明王の外見的特徴

明王の見た目の特徴は次のようなところです。

明王の多くは忿怒の相(怒ったような顔立ち)で逆立った髪型をしています。

これはどんなものでも救おうとする気迫の現れたものといわれています。

そしてよく見ると怒っているだけでなくどこか悲しげにも見える表情のなかに慈悲の感情がにじみ出ているともいわれています。

そして明王の背後には炎が燃え盛っています。

これは火生三昧や火焔光と呼ばれ、私たちの迷いを燃やしてくれるものだといわれています。

(※ただし孔雀明王のように一部の明王は上記のような外見をしていない場合もあります。)

仏の顔も三度までといわれます。

全てのケースに当てはめて考えることは一概にできませんが、三度言ってもわからないときは明王のように感情に訴えかける方法に転じるのも一つの智慧なのかもしれませんね。

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