天人五衰とは

●この記事に共感したらシェアしてください

広告域

お香の画像

天人五衰

天人五衰(てんにんごすい)とは仏教における天部(神々)に寿命が訪れたときに身体に現れる五つの様子のことをいいます。

天界に住む神々は人間よりもはるかに優れていますが仏と違い輪廻の迷いから抜け出ることができていないのでやがて寿命が訪れ苦悩すると考えられているのです。

寿命で死ぬ前に人間が苦しむのと似ていて天部が寿命を迎える前には次のような症状が訪れるといくつかのお経に書かれてあります。

頭上華萎(ずじょうかい) 頭上の冠の華が萎える
腋下汗流(えきかかんりゅう) 脇の下の汗が流れ出る
衣服垢穢(えぶくくえ) 衣服に垢がつきみすぼらしくなる
身体臭穢(しんたいしゅうえ) 体臭が出だす
不楽本座(ふらくほんざ) 天界での生活を楽しめなくなる

優れた能力をもつ天部にとってこれらの症状は人間が考えているよりも遥かに苦しいものでしょう。

「正法念経」には、「天人五衰」の苦悩に比べると地獄で受ける苦悩は16分の1にすぎないとも書かれています。

この「天人五衰」にはいくつかの説があって上に挙げた五衰は「大の五衰」とよばれ必ず死に至るときの症状といわれています。

「大の五衰」に対して「小の五衰」もあります。

「小の五衰」は次のような症状です。

  1. 楽しい声が出ない
  2. 身体の輝きが急になくなる
  3. 風呂に入っても水をはじかなくなる
  4. 見るものすべてに執着してしまう
  5. まばたきがさかんになる

この「小の五衰」は善い行いをすることで症状が治ると考えられています。

不摂生な生活を送っていると人間も病気をして大変なことになるのとなんだか似ています。

忙しさにかまけて体のケアを怠るということは何をすることに対してもエネルギーを減退させることにつながります。

日頃から病気や事故の予防をすることや身心ともに鍛錬することを心掛けていきたいものです。

感謝の文

読んでくださってありがとうございました。

●この記事に共感したらシェアしてください

●お得な情報や新着情報を随時更新していますのでフォロー試してみてください

PR