
白峰寺(しろみねじ)
白峰寺は4travel.jpという旅行案内サイトで坂出・瀬戸大橋周辺の神社仏閣満足度ランキング1位にも選ばれるほど紅葉の名所として満足度の高いお寺です。
十二支のそれぞれの守り本尊のお堂がありそれぞれの絵柄が入った絵馬が売られているので複数人でみんなの守り本尊を探して回るとご利益UPが期待できるのではないでしょうか。
歴史
弘法大師との縁
白峰寺は815年に弘法大師空海が衆生救済の請願をした場所といわれています。
智証大師開山記
白峰寺の開山にまつわるエピソードがあります。
861年にキラキラ光る物凄くいい香りのする流木が瀬戸の海に浮かんでいるのが目撃されたのだそうです。
この光る流木の噂は瞬く間に広まり、中国から帰京した円珍和尚が調査することになったそうな…
※円珍和尚とは弘法大師空海の甥にあたる人物で智証大師と呼ばれる大師号まで授かった偉いお坊さんです。
円珍和尚が調査のためにこの山に登っていたところ白髪のおじいさんが現れて言いました。
「私はこの山の地主神
あなたは正しい教えに広く優れたお方に違いない
この山は霊験あらたかな山なのでお寺を建てて仏教を広めることにお役立てください
きっとその流木は観音様の住む補陀落山(ふだらくせん)の木に間違いないでしょう」
それを聞いた円珍和尚はその流木に千手観音を刻んでお堂を建てたのだそうです。
崇徳天皇ゆかりの地
白峰寺は崇徳天皇の菩提所としても知られています。
1164年崇徳天皇の御陵が作られた際に、その菩提所として多くの人の信仰を集めたのだそうです。
四国唯一の白峰御陵
白峰寺は四国唯一の白峰御陵があるお寺としても行く価値があるお寺です。
御陵の本尊には文殊菩薩が祀られ、建物の外には立派な白峰大権現のお姿が見られます。
正月明けの縁日には柴灯護摩も厳修されるため多くの人でにぎわうのだそうです。
ご参拝ください。